神戸市立博物館「遥かなるルネサンス」
神戸市立博物館「遥かなるルネサンス」展に
行ってきました。
副題が「天正遣欧少年使節がたどったイタリア」です。
日本人から見たイタリアルネサンスや、
日本とルネサンスとの関わりが見られるのが
ユニークな企画だと思います。
絵画だけでなく、ガラスや織物などの美しい工芸品が
数多く見られます。
また、少年使節や彼らにに関わる人たちの書簡も展示され、
歴史の勉強にもなりました。
その時代の人々が身近に感じられて面白かったです。
一番印象に残ったのは、
ポスターにもなったこちらの肖像画たち。
左:ティツィアーノ「伊東マンショの肖像」
右:ブロンズィーノ「ビア・デ・メディチの肖像」
右の肖像画の背景のブルーが美しかったです。
左は本当に目の前に少年がいるような気分になります。
ベネツィア派の豊満な裸体にも圧倒されます。
上:ティツィアーノ「レダと白鳥」
下:ヴェロネーゼ「息子アンテロスをユピテルに示す
ヴィーナスとメルクリウス」
美術好きの人だけではなく、
歴史好きの人も楽しめる展覧会だと思いました。