国立国際美術館・ボイマンス美術館蔵ブリューゲル「バベルの塔」展
大阪の国立国際美術館でボイマンス美術館蔵ブリューゲル「バベルの塔」展に行ってきました。
ブリューゲルのこの作品の他には
16世紀頃のネーデルラントの油彩画や版画が
展示されています。
どれもとても細密な描写で、
描いた人たちの根気が素晴らしいですし、
眼が良かったんだろうなと思いました。
出口付近の展示。
「通天閣 108m」
「東京タワー 333m」
「バベルの塔 510m」
なのだそうです。
59.9 x 74.6 cmというサイズの中に
とてもスケールの大きい世界が描かれていて、
その密度がこの絵の魅力だと思います。
色彩も細部までとても美しいです。
部分拡大画像がたくさん用意されているので、
細かいところはそちらでじっくりと確認できます。
また、実物の3倍の大きさ(タテヨコが)の複製画が
今回のために特別に製作展示されているので、
肉眼でも充分楽しめますが、
単眼鏡があるとなお良いと思います。
ビクセンのマルチモノキュラーの4倍を持って行きました。
「バベルの塔」展、会期中の土日は夜9時まで開いています。
(入場は閉館の30分前まで)
私は金曜日の夕方5時頃に着いたのですが、
待ち時間はなく、思ったよりゆっくり見られました^^