あべのハルカス美術館「マティスとルオー」
あべのハルカス美術館「マティスとルオー」展に
行ってまいりました。
青と赤をマティスとルオーの二人の対比効果に用い、
さらに白を加えたトリコロールで彼らの往復書簡を暗示するという、
素敵なデザインです♪
マティスとルオーは芸風がかなり違うので、
親交があったと知った時は少し意外に感じました。
が、絵を見ていくうちに、
もしかしたら、全く違うからこそ、
長く友情が続いたのかもしれないとも思いました。
それに加え、二人を美術学校で指導したのがモローという、
また全く違う系統の画家だったというのも興味深い事実です。
自分とは違う個性をお互いに尊重する人たちだったのでしょう。
個人的にはルオーの作品をまとめて見る機会は
今まであまりなかったので、とても新鮮でした。
よく見る絵具を厚く塗って輪郭線を黒く太く塗るのとは
少し違う作風の絵もあり、なぜかほっとしました(^^)
帰りにお土産にした絵はがき。
表面に光沢があるので斜めから撮ってます。
マティス「ヴェルヴ」8号表紙
子供の頃から、
マティスの色彩やデザインの感覚が
とても好きです♪
いつ見てもお洒落だなあと思います。