神戸市立博物館「古代ギリシャ」展
神戸市立博物館「古代ギリシャ」展に行ってきました。
国内史上最大級の展覧会だそうで、
考えてみると私自身、
古代ギリシャの彫刻や壺を肉眼で見るのは
初めてのような気がします。
エーゲ海で文明が始まってから
ヘレニズム文化~ローマまで、
壮大なスケールの時の流れを感じられます。
また、7000年前のギリシャの人たちが作った物を
今、日本の神戸で見ているという事が
あらためてとても不思議に思えます。
自然への興味や親子の情愛など、
ギリシャの人も今の私達と同じ感覚なんだなと
思うこともあった一方、
圧倒的に日本人とは違うと思ったのは、
自身の肉体に対する興味と賛美です。
ギリシャ人の肉体は本当に美しかったんでしょうね。
その肉体があるからこそ、
波紋のようなドレープも生まれるのでしょうし。
あと、黄金の、時を経ても変わらない美しさに圧倒されました。
「金」て素晴らしい。
帰りに少しお買い物。
絵葉書は「イルカに乗ったアフロディテ像」です。
イルカの尻尾にしがみついてるエロスが微笑ましい。
左の白いおじさんは消しゴムです(^^)
消しゴムにしてはちょっと買うのをためらうような値段でしたが、
消しゴムコレクターとしては見逃すわけにいかず、
(そんなつもりは今までなかったのですが、
これを見た途端にそう思った)購入しました。
しばらくは使わずに眺めて楽しみたいと思います。