京都文化博物館「横山華山」展見どころ解説+ランチ会開催しました。

昨日8月6日(火)、京都文化博物館「横山華山」展見どころ解説+ランチ会開催しました。

今まであまり知られていなかった画家・横山華山への期待に満ちた4名様がご参加くださいました。

初めに江戸時代末期の京の町家の表構えを復元した「ろうじ店舗」の中にあるお蕎麦屋さん「有喜屋」でランチ。

有喜屋さんのお蕎麦はかなり細めで喉越しがつるっとしています。暑い夏には一段と美味しい♪

おつゆも上品な京の味。

ランチの後は見どころ解説。横山華山が同時代の先輩画家たちに受けた影響などを説明した後、会場に向かいます。

博物館の中のお食事処は昨日のような猛暑の日にはとっても助かります。

 

曾我蕭白風の豪快な水墨画や虎の絵、円山・四条派風の優雅な花鳥画、艶やかな女性像、立体的な富士山の絵など、江戸時代の画家と思えない多彩で斬新な表現の数々に感嘆の声があがりました。

会場最後は華山の独壇場ともいえる、京の風俗を描いた絵巻物のコーナー。とても細かくびっしりと描かれた人物が、みんな表情、衣装、ポーズが違っていてそれぞれに楽しげで面白いのです。いつまでも観ていたくなります^^

もう一つ素晴らしいのは、色彩が鮮やかで美しいこと!照明がかなり抑えてある会場でもくっきりと冴え渡っていました。

これは華山が使っていた絵具や紙がとても高級で上質だからだと思います。当時の彼の人気のほどが伺えます。

また、その上質な紅や緑を存分に堪能できるのが傑作「紅花屏風」。8月3日から17日までの展示なので、暑くても来たかいがありました。

4階と3階で横山華山を観た後は、2階で池大雅の書と絵画を鑑賞。続いて別館の重要文化財になっている赤レンガの明治建築を見学しました。

博物館を出て駅に向かう途中に、とても美味しくておしゃれなお気に入りのカフェ「リベルテ」にご案内。

途中休憩しないと危険を感じる暑さの時に、ちょうどいい場所のお店です。

皆様がオーダーしたケーキ。どれも美味しそうでしょう?実際、ケーキもコーヒーもとても美味しい!と喜んでいただけました。

私は桃のショートケーキをいただきました。桃の新鮮な果肉がとても美味しく、濃厚なクリームの味にうっとりしました。素敵。アールグレイの紅茶はエキゾチックな香りがします。

美術と美味を堪能し、幸せな気持ちで帰途につきました。

ご参加くださった皆様、ありがとうございました。

 

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