美術館に持って行きたい筆記用具・鉛筆とノート

美術館で展覧会を鑑賞するとき、忘れないようにメモをとりたいことがあると思います。また、会場では撮影禁止ですので、自分で記録することが必要になることも多々あります。
そんな時のための筆記用具について、お話しします。
筆記用具は鉛筆!ペンやシャープペンシルはNG
ペンやシャープペンシルは使えません。鉛筆を持参しましょう。
美術館で使うのに適したノートの条件
・かさばらないこと
・立ったまま書けること
ノートがふにゃふにゃだと書きにくいので、表紙が硬くてしっかりしたものがおすすめです。
・方眼罫であること
これは絶対!という条件ではないのですが、横罫だと文字を書くにはいいけど図や絵は描きにくく、無地だと絵は書きやすいけど文章が乱れます。
方眼罫だと文字を書くガイドになるのにはもちろん、図や絵を描く邪魔にもなりませんし、表を作るガイドにもなって便利です。
おすすめのノート2種類
上記の条件を満たすノートはたくさんありますが、その中で私が実際に使ってみてよかったと思うノートを2種類ご紹介します。
デルフォニックスの「ロルバーン」とコクヨの「測量野帳」です。
(どちらも表紙は限定デザインです。)
それではこの2つの特徴とおすすめポイントを説明します。
ロルバーン
・リング式なのできっちり2つ折にできて、持ったときにコンパクトになる。
・ゴムバンド付きでページを固定できるし、カバンの中でも広がらない。
・表紙がとても厚くてしっかりしている。
・方眼罫のサイズは5mm。定規にもなる。罫線の色は薄いグレー。
リングの穴から5mmのところにミシン目が入っていて、きれいに切り取れる。
・巻末にビニールポケットが5袋ついていて、ちょっとしたものを入れておくのに便利。
・サイズや表紙のデザインが豊富
持っていて楽しくなるステキなデザインが多く、限定デザインはついついコレクションしてしまいます^^
測量野帳
・シャツの胸ポケットに収まる大きさ
これが一番のメリットだと思います。カバンを持たない男性にも便利。もちろん上着やスボンのポケットにも入ります。
縦16.5cm × 横9.5cm × 厚さ0.6mmで、厚みもコンパクトです。
・立って記入するために作られているので表紙が硬い。
・方眼は3mmで罫線は明るいブルー。糸で綴じてある。
・サイズは1種類だが、ロルバーンと同じく限定やコラボデザインが豊富
まとめ
ロルバーンと測量野帳、どちらも機能的でおすすめですが、より身軽さやコンパクトさを求めるなら測量野帳、頑丈さやポケットなどの機能、デザインの楽しさを重視するならロルバーンです。どちらも愛好者が多い、素晴らしいノートです。
筆記用具も抜かりなく楽しんで用意して、展覧会を堪能してくださいね!
わさびラボ 小林 佳子