美術展のスケジュールをチェックして、展覧会の詳細がわかったらいよいよ美術館に出かけます。

今日は、持って行きたいアイテムのひとつめとして、単眼鏡(モノキュラー)をご紹介します。

片目にあてて、作品を拡大して見ることができる道具です。もちろん双眼鏡の方がより見やすいのですが、こちらの方がコンパクトでお手軽なので、最初に持つ拡大鏡としておすすめします。

単眼鏡のメリット

肉眼では見えない細かい部分がわかる。

例えば、ブリューゲルの「バベルの塔」。

見るからにびっしりと描き込まれていますが、実物のサイズは縦60cm、横75cmしかありません。2年前の展覧会での鑑賞では、単眼鏡が大活躍しました。

今話題のフェルメール展で展示されている「手紙を書く女」。こちらも縦45 cm、横39.9 cmで小さいです。拡大すると筆のタッチまでよくわかります。

筆のタッチがわかると面白いのは印象派の作品にも当てはまります。

モネの睡蓮の池の作品も、拡大すると、「こんな色が使われていたのか!」という驚きがあります。

照明が暗めの日本美術の鑑賞で役立つ

美術館では作品の保存のため、照明の明るさが抑えられており、特に紙や絹など脆弱な素材が多い日本の作品は照明の規制が厳しくなっています

そんな暗い環境でもじっくりと細かいところを鑑賞するには、肉眼では難しく、単眼鏡があると助かります。

浮世絵や水墨画の繊細な描写だけではなく、工芸品の精巧な細工を鑑賞するのにも欠かせません。

大きい仏像の鑑賞にも役立つ

大きい仏像の上の方とか、遠すぎてよく見えませんよね?それ以上近寄ることもできませんし。

そんな時に単眼鏡があると仏様のお顔のパーツや頭の飾りなどがくっきりと見えて感動もひとしおです^^

単眼鏡の種類

美術鑑賞用の単眼鏡は4倍と6倍があります。

6倍の方が当然拡大率は大きく、堪能するには良いのですが、その分拡大される範囲が狭いので、扱いやすさでは4倍の方が優れています。また、4倍の方が視界が明るいので、暗い会場では特にメリットが大きいです。

どちらも一長一短があるので、場合によって使い分ければベストですが、最初にひとつ購入するなら4倍がおすすめです。

単眼鏡の購入方法

カメラ販売店や家電量販店などで購入できます。
ネットではアマゾンでも販売されています。

美術鑑賞をもっと楽しみたい方は、単眼鏡を使って、肉眼では見えなかった世界を発見してください♪

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わさびラボ 小林 佳子