美術展のスケジュールをいち早くまとめてチェックできる3冊をご紹介

美術館の展覧会に行きたいなと思った時、事前の情報チェックは欠かせません。
美術展の情報を手に入れる方法はいくつかありますが、いち早く、まとめてチェックできる雑誌3冊を取り上げ、ご紹介します。
ご紹介するのは「芸術新潮 12月号」、「日経おとなのOFF 1月号」、「美術の窓 1月号」です。
実はどれも年末に刊行されるものなのですが、まだ3月ですし、1年間の展覧会の情報を網羅的に把握するのにはインターネットよりもこちらの雑誌の方が早くてわかりやすいと思います。
発売日が早い順に取り上げ、それぞれの特徴をあげてみます。
芸術新潮 12月号 新潮社
発売日:11月25日
・情報が一番早い。
・毎年12月号に来年度の美術展の目玉を取り上げた特集が組まれる。
・紹介されている作品の画像がとても綺麗。
・大きさはほぼA4サイズ。
・2018年12月号の付録は手帳とオリジナル手ぬぐい。
日経おとなのOFF 1月号 日経BP社
発売日:12月6日
・芸術新潮よりも遅い分、新しい情報が多い。
・別冊の付録「美術展100ハンドブック」が薄くてコンパクトにスケジュールがまとまっており、携帯に便利。
・ハンドブックの他、名画カレンダーやクリアファイルなど、付録が豪華で実用的。
・大きさはほぼA4サイズ
美術の窓 1月号 生活の友社
発売日:12月20日
・3冊の中で最も遅いので、その分情報が最も新しい。
・情報がどれよりも豊富で、全国の国公立・私立の美術館の展覧会の情報が掲載されている。
・「前年の展覧会入場者数ランキング」の特集がある。
・情報が豊富な分、分厚い。(厚さ約2cm)
・大きさは約B5サイズ
まとめ
3冊それぞれ特徴があるので、目的に応じて選んでいただければと思います。
・いち早く話題の展覧会の予定を知りたいなら、「芸術新潮」
・手に取りやすい薄さや、豪華な付録を重視するなら「日経おとなのOFF」
・情報量の多さを求めるなら断然「美術の窓」
です。
現在(2019年3月25日)「日経おとなのOFF 1月号」と「美術の窓 1月号」はアマゾンで「在庫あり」となっています。(「芸術新潮 12月号」は別の書店が販売)
事前の情報を効率よく手に入れて、展覧会を軽やかに楽しみましょう。
わさびラボ 小林 佳子