タルトタタン

ようやく涼しくなり、果物の美味しい季節になりました。秋のお菓子の作り始めはタルトタタンです。
子供の頃からりんごを煮たお菓子が大好きで、お菓子を作り始めた頃はアップルパイばかり作っていました。
今回作ったのは、アップルパイのバリエーションとも言えるお菓子で、よりたくさんのりんごを堪能できるタルトタタンです。
いろんな作り方があるようですが、その中でNHK趣味悠々のテキストに載っていた藤野真紀子さんのレシピをお手本にしました。
テキストを確認すると20年前の番組だったようです。はるか昔のような気もするし、そんなに前でもないような感じもあるし、不思議です。
このテキストのレシピは、最初にりんごをフライパンで煮てから型に詰めるという方法が良さそうだと思いました。
今までりんごのお菓子は何度も作りましたが、大概はりんごの水分が多すぎてふにゃふにゃになってしまいました。
藤野さんはそれを解決するため、フライパンで煮てあらかじめ水分を減らすことを考えたのだそうです。
確かにそれだとうまくいきそうだと思い、真似して焼いてみました。
形はそれらしくできましたが、色が薄いのが不満です。テキストではりんごがもっと濃い飴色になっていて、そうなることを期待していたのですが。。。
お菓子作りに向いている紅玉を使ったのですが、それでもなお水分が多かったようです。
色が薄い分、りんごの素の味が生きていて優しい味わいで、それはそれで美味しいのですが、もっとねっとりみっちりしたタルトタタンを作りたい。
カラメルを増やすということも考えましたが、それは後回しにして、次は別のレシピでトライします。
紅玉を箱で買ったのでしばらくはりんご三昧です^^