羊飼いのパイ 「メアリー・ポピンズのお料理教室」より

「メアリー・ポピンズのお料理教室」より「羊飼いのパイ(Shepherd’s Pie)」を作りました。

 

牛ひき肉と玉ねぎを炒めたものを器に入れ、その上にマッシュポテトをのせて表面をこんがりと焼いたものです。

メアリー・ポピンズによると、ひき肉の代わりにローストビーフを刻んだものを使うこともあるそうです。

味付けは塩こしょうだけというシンプルさです。同じひき肉料理でもミートローフはスパイスや調味料が使われていたので、この違いはなんなのかという気はします。

トッピングはパセリのみじん切りです。味付けがシンプルな分、パセリは多めの方が美味しいと思いました。

メインの肉と付け合わせのじゃがいもを豪華に見せる料理ですね。

メアリー・ポピンズも「王さまが召し上がるごちそうみたいでしょ」と言っています。

王さまのごちそうみたいなのに、牛肉を使うのに、「『羊飼い』のパイ」なのはなぜでしょう?

羊飼いのパイ(シェパーズパイ)とは

マッシュポテトと牛肉または羊肉で作るイギリスのミートパイのことなのだそうです。

パイ生地の代わりにもっと手に入れやすいじゃがいもを使い、肉料理の残り物を消費する手段として作られるようになりました。

「シェパーズパイ」という名前が使われるのは19世紀後半からで、それまでは「コテージパイ」と呼ばれていました。

この歴史からみると、初めは庶民の料理として作られていたようですね。

でも、見た目もボリュームも味も、私には立派なごちそうです^^

 

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