ハムのグラタン 「メアリー・ポピンズのお料理教室」より

「メアリー・ポピンズのお料理教室」より、「ハムのグラタン(Ham Scallop)」を作りました。
作ってみた
最初にホワイトソースを作ってセロリソルトとこしょうで味を整え、刻んだパセリを混ぜます。
次に、
- みじん切りにしたハムをマスタードであえたもの
- 輪切りにしたゆで卵にセロリソルトをふったもの
- ホワイトソース
を層になるようにお皿の中に広げていきます。
もう一段繰り返し、表面にパン粉とバターをちぎったものをのせてこんがりと焼いてできあがり。
見た目がきれいじゃないのはお見逃しください。
いつものように本の分量を半分にしたのですが、お皿がちょっと大きかったようです。
ホワイトソースも少なめで、ゆで卵が透けて見えています。
まあでも、その方があっさりしていてハムと卵の味がよくわかって好みではありました。
また、セロリソルトは初めて使ってみたのですが、ホワイトソースの牛乳ぽさが控えめになって、すごく食欲をそそる塩味がつきます。
マスタードやパセリも味のアクセントになっていて、材料から想像していたのと違って「大人のグラタン」といった感じで美味しかったです。
スカロップ(Scallop)とは
ところで「ハムのグラタン」は英語では「Ham Scallop」です。
scallop は英語で「ホタテ貝」という意味です。
なぜグラタンがホタテ貝なのだろうと思って、調べてみました。
そうすると、scallopには、ホタテ貝やホタテ貝状のお皿に魚介類やジャガイモなどをソースであえてパン粉をふって焼くという意味があることがわかりました。
フランス料理ではホタテ貝の器にグラタンを入れたものを「コキーユ」と言いますよね。
コキーユ(coquille)はフランス語で「ホタテ貝」という意味です。
グラタンよりもちょっとおしゃれな言い方なのかなと思います。