レモンスフレ 「メアリー・ポピンズのお料理教室」より

「メアリー・ポピンズのお料理教室」より、「レモンスフレ(Lemon Soufflé)」を作りました。
スフレ皿からニョキっと膨らむ姿が素晴らしい♪
作ってみた
最初にホワイトソースのようなものを作って、レモンの皮のすりおろしと絞り汁で風味づけします。
次に卵の白身を泡立ててソースに加えてよく混ぜ、型に流し込みます。
この時泡立てすぎたらしく分離気味だったのと、混ぜている間にどんどん泡が消えていっていたので、膨らまなかったらどうしようとどきどきしました。
が、オーブンに入れるとなんとか勢いよく膨らんでくれました。
オーブンから取り出したところ。
本当は取り出す直前が一番膨らんでいて、その後どんどんとしぼんでいきます。
できあがりに粉砂糖をふりかける予定だったのですが、あせっていたので忘れました^^;
色々改善したいところはありますが、味は美味しかったです。
食感も、一応スフレと呼べるものにできたようです。
スフレとは
ところでこのスフレ、17世紀にフランスの菓子職人が卵白を泡立ててお菓子を膨らませる技法を発見し、それが発展してできました。
Soufflé はフランス語で「吹く」を意味する動詞souffler の過去分詞形なのだそうです。
メアリー・ポピンズの時代にはイギリスにもその名前ごと広まっていたんですね。
人はスフレを待たなくてはならない
このレシピの最後に、メアリー・ポピンズのこんな言葉があります。
「スフレができるまで待たなくてはいけませんが、できあがったスフレは待ってはくれません」
英文ではこうです。
「You must wait for the soufflé – it won’t wait for you.」
スフレを食べる時にはいつも、メアリー・ポピンズになりきって、ちょっと気取ってこのセリフを言いたくなります^^