ウェルシュ・レアビット(チーズトースト) 「メアリー・ポピンズのお料理教室」より

「メアリー・ポピンズのお料理教室」より、「ウェルシュ・レアビット(Welsh Rarebit)」(チーズトースト)を作りました。
チーズソースをもっと美味しそうにかけることができればよかったのですが。。。
初めて作る料理で、全てがおっかなびっくりなので仕方ありません。
主な材料はチーズをおろしたもの、あればチェダーチーズで、と本に書いてありました。
たまたま運よく近所のスーパーでチェダーチーズを発見し、さらにチーズおろしも百均で入手できました。
その他の材料は、バター、塩、粉辛子、ビール、卵です。
ビールが入っているところが珍しいので興味津々で作りました。
材料を全部混ぜて火にかけてとろみを出すのですが、ちょっと分離したようになったので加熱しすぎたと思います。
ここは次に作る時に気をつけたいところです。
できあがったチーズソースを、バターを塗ったトーストにたっぷりとのせます。
感想
食べてみての最初の感想は、「塩辛い」。
私が薄味好きの関西人だからかそう思うのかもしれませんが、
チーズもビールもそのままで十分からいので、塩を入れる必要はないと思います。
その点を除けば、ビールの風味がほんのり残っていて濃厚な味で、「大人のチーズトースト」です。
寒い時に食べるともっと美味しく、体が温まるメニューだと思います。
ウェルシュ・レアビットとは
ところで、やはり気になるのは「ウェルシュ・レアビット」の由来です。
「ウェルシュ(Welsh)」は「ウェールズの」という意味ですが、ウェールズ発祥の料理というわけではなさそうです。
また、「レアビット(Rarebit)」は古くは「Rabbit= うさぎ」と綴られていたそうですが、うさぎと関係があるかどうかは不明です。
今わかるのは、「ウェルシュ・レアビット」と言うと、ビールを混ぜたチーズソースをのせたトーストのことで、イギリスでは1500年頃から作られていたらしいということです。
1500年頃というと、エリザベス1世のお父さんのヘンリ−8世の時代ですね。(6人の女性と結婚し、そのうちの2人を処刑したという強烈な王です。)
材料も作り方もシンプル、素朴な一般家庭の料理だと思いますが、もしかしたら王様たちも食されることはあっただろうか。。。
などと、今回も色々と想像しながらいただきました^^
追記
後日、もう一度トライしました。
今度は塩を入れず、早めに火からおろして。
ちょうどいい感じのとろみのチーズソースになりました。
なんでも練習は必要ですね^^