光とは何か(1)
前回、色を見るために必要な3つの要素についてお話ししました。
それは、
1・光源(光)
2・物体
3・視覚(眼)
でした。
今日は、最初に出てくる光についてのお話です。
光とは何か。
自然科学的に言うと、電磁波の一種です。
一種ということは、電磁波には色々種類があるということになります。
では、電磁波とは何か?ということに疑問が広がるわけですが、
これについて説明するのは大変難しいです。。
なので、電磁波の中でも、色に関係ある部分について
お話したいと思います。
電磁波とは「空間の電場と磁場の変化によって形成される波」です。
(Wikipediaより引用)
この、「波」であるというところが重要です。
現在、光は「波」としての性質と、「粒」としての性質を
両方持っていると考えられていますが(不思議ですね)、
「色」に関わるのは「波」の性質の方です。
電磁波が波であるということに注目した場合、
その「波長」によって、呼び名が変わります。
上の図のAのように、
波の山と山の間の長さを「波長」といいます。
ちなみに山の高さは「振幅」といいます。
そして、電磁波は、この波長の長さによって種類が分けられ、
その中に「光」が含まれているということなのです。
どのような種類なのか、という具体的な事は、
次回にします。
【色を見るための三つの要素の記事】