国立国際美術館「ウィーン・モダン展」見どころ解説ランチ会開催しました
今日9月21日(土)、国立国際美術館ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道」展見どころ解説+ランチ会を開催しました。
お天気はずっと心配だったので、ここ数日「雨は降らないで」と念じていたら、本当に降りませんでした。ありがたい^^
まずは国立国際美術館から歩いて5分くらいのところにある大阪大学中之島センターのカフェテリア・スコラでランチ。
私がいただいたのは月替りのシェフランチ・洋食御膳です。
ビーフストロガノフ・海老フライ・豚フィレのピカタ・白身魚のエスカベッシュにご飯・味噌汁。
ミニみつ豆もついてます。どれもとても美味しかったです。
食後にはセットでついているお飲み物をいただきながら展覧会の概要について解説しました。
その後は美術館で展覧会鑑賞。
会場の賑わいはありましたが混雑で見づらいことはなく、エミーリエさんもじっくりと間近で観察できました。
ウィーンモダン展を見てよかったと思うところを挙げると、
*マリア・テレジアの18世紀から20世紀までのウィーンの歴史と文化を俯瞰できて、
*絵画だけではなく建築、ファッション、音楽(シューベルトの眼鏡もあります)、家具、工芸(歯ブラシもあります)まで楽しめて、
*クリムト初期の古典的で正統派の絵画が鑑賞できる
盛りだくさんな充実した内容ということです。
特筆すべきなのは19世紀初めのビーダーマイアー時代の食器やティーポット、椅子たち。
200年前のデザインなのに今見てもモダンで斬新でオシャレなんです!
皆さんからも驚きと「可愛い!欲しい」との声があがりました。
また、クリムト初期のクラシックな絵画の技巧の高さ、特に動物の描写の素晴らしさが注目されました。
後期のいわゆる「クリムト風」絵画には動物はおそらく登場しないので、貴重な絵画といえます。
日本の大阪にいながらにして、ウィーンの芸術を一端ではありますが堪能できました。
展覧会のあとは館内のカフェで休憩。
お土産にミュージアムショップで買ったのはウィーンの紅茶専門店「ハースアンドハース」のフルーツティー。
種類がたくさんあって迷いましたが、「ブーケロイヤル」にしました。
袋を開けると、フルーツの芳醇な香りがふわっと漂います。
お茶の色は深い紅色です。芳醇な赤ワインのような味わいの、大人のフルーツティーでした。
展覧会の余韻に浸れます♪
ご参加くださった皆様、ありがとうございました!