「美術検定4級問題集ー入門編:アートを楽しむ」に文章を掲載していただきました。
先日出版された「美術検定4級問題集ー入門編:アートを楽しむ」に、ほんの少しですが、以前「美術検定ブログ」に寄せた文章を掲載していただきました。
本の中の「美術史の本、最初の一冊」の章で、「西洋美術史入門」(池上英洋著:ちくまプリマー新書)を推薦しております。
美術検定とは
美術検定は、私が今の美術のお仕事をするきっかけとなった検定試験です。
試験範囲は西洋と日本の古代から現代までですので、美術検定のための勉強をすることで、和洋問わず幅広い範囲の美術についての系統立てた知識と理解が身につきます。
この知識があると、同じ作品を見ても見方や感じ方が格段によくなることは、私自身、日々実感しています。
中でも4級は、美術検定入門編なので、趣味で美術鑑賞される方にもおすすめです。
美術検定問題集4級問題集ー入門編:アートを楽しむ
この問題集は美術検定4級受験対策のための問題集です。
構成は始め3分の1ほどがカラーの解説ページ。たくさんの絵画がキーワードごとにまとめられていて、とてもわかりやすいです。
次がアートナビゲーターによる美術館の楽しみ方や、おすすめ本などのコラム。イラスト豊富で、美術鑑賞に役立つアドバイスがいっぱい^^
後半が問題と解答・解説のページ。4択なので、クイズ感覚で気軽に楽しめます。
カラーの作品画像がたくさんあるし、読むだけで基本的なことが系統立てて整理されて、楽しいコラムが満載。
検定を受けない方にとっても楽しく役に立つ本だと思います。
書店で見かけたら是非一度、ご覧くださいね!
わさびラボ 小林 佳子
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