相国寺承天閣美術館「浮世絵最強列伝」で色鮮やかで艶やかな浮世絵を堪能♪

相国寺承天閣美術館の「浮世絵最強列伝」展覧会を観てきました。

三連休明けの火曜日ですが、開館していてよかった!

残りわずかな展示期間ではありますが、9月30日(日)までの会期中は無休です。

初公開されるリー・ダークス氏のコレクションは説明通り色が鮮やかで、保存状態がとても良いです。

例えば葛飾北斎の花鳥画。鮮やかで豊かな色彩が目を惹きます。

落款の位置など構図のバランスも素晴らしい。

 

鈴木春信「鷺娘」。

画像ではわかりにくいのですが、着物の菱形の柄や、雪の積もった地面の凹凸は「空摺り」や「きめ出し」という技法で表現されています。実際に凹凸があるように作られている、いわばエンボス加工ですね^^。

摺りの技術の高さもさることながら、上質の紙を使うことでこそ生きる表現です。なんと贅沢な技でしょうか。

 

歌川国貞「風俗三人生酔」。ウィスキーはお好きでしょ♪

グラスの透明感の表現が面白くておしゃれ。

浮世絵が庶民の娯楽だったのがよくわかる、楽しくてちょっと色っぽい作品の数々、また、それらに注ぎ込まれた素晴らしい技術と工夫をじっくりと堪能できました。

☆おまけのランチ情報。

相国寺に行く時は、烏丸通はさんで向かいにある同志社大学のカフェレストラン「Hamac de Paradis(アマーク・ド・パラディ)寒梅館」をよく利用します。

外観・内観とも洒落ています。デザインを手がけたのは森田恭通さんだそうです。大地真央さんのご主人ですね。

こちらが日替わりランチ、550円。味・ボリューム・お値段とも満足です。

スイーツやドリンクもメニュー豊富で、カフェ利用もできますよ^^

アマーク・ド・パラディ寒梅館のHP

わさびラボ  小林佳子

 

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