大阪市立自然史博物館 特別展「石は地球のワンダー」
4月21日(金)、大阪市立自然史博物館の
「石は地球のワンダー」展の内覧会に行ってまいりました。
二人のコレクターによる鉱物と化石のコレクション、
日本地質学会により選定された「47都道府県の石」が
展示されています。
鉱物コーナーでは、想像もできないような不思議な形や
美しい色の石たちに出会えます。
一番奇抜で印象に残ったのがこの「オーケン石」です。
黄色い部分は本当にひよこの羽毛のように見えるのですが、
石なのです。実際に柔らかくしなるのだそうです。
触ってみたい!
そして、この展覧会に行く前から楽しみだった、
絵具の材料になる美しい石たち。
上段 左:孔雀石(マラカイトグリーン:緑)
右:藍銅鉱(アズライトブルー:青)
下段 左:辰砂(朱赤)
右:赤鉄鉱(レッドオーカー:赤褐色)
緑と青の石は特に貴重な顔料だったようです。
化石コーナーでは「異常巻きアンモナイト」がたくさん。
とっても自由奔放です(^^)
鉱物も化石も、
自然の造形の不思議は本当にいつまで見ても飽きない魅力があり、
コレクターの方々の気持ちがわかるような気がしました。
最後に「47都道府県の石」コーナーに行きます。
京都の石は「桜石」。こんなに雅どすえ。
大阪の石はこちら。
「化石をさがして石灰質のジュールを割ると、
化石とともにあたかも石の表面に白い花が咲いたような
ドーソン石がみつかり、一度に二度おいしい思いができる。」
のだそうです。
他の県もそうですが、石にもそれぞれお国柄が出ているようで
面白いです。
左:愛知県「カオリン」 右:佐賀県「陶石」
愛知県は瀬戸焼の産地ですし、
佐賀県は日本で最初の磁器「伊万里焼(有田焼)」の
産地なので、美術好きには見逃せません。
帰りはミュージアムショップでお買い物。
今日展示されていた鉱物の写真集を買いました。
美しく面白い鉱物たちをいつでも好きなだけ眺められます♪
右にあるのはハシブトガラスの卵の形の携帯クリーナーです。
自然史博物館オリジナルグッズ♪
面白くかつ実用的なところが素晴らしいです。
最後にカフェに立ち寄り、
「花のアイスクリーム」(容器がお花なんですね!)を
いただき、リフレッシュして帰途につきました。
楽しかった♪